折りパンフレット

折りパンフレットとは、1枚の紙を折って仕上げる印刷物です。物件パンフレットや資料、会社案内などに用いられます。中綴じ冊子印刷、無線綴じ冊子印刷などとは、複数ページを複数枚の用紙を使用して仕上げる点などが異なります。

折り方は下記の通り様々です。同じページ数でも折り方の違いで印象が変わります。また同じページ数でも折り方が異なれば、表現手法が変わり、折り方によって見栄えが変わるので物件や会社の独自性を表現できます。

二つ折りパンフレット(4P)

紙の長辺に対して中央を半分に折る最もポピュラーな加工です。仕上がりのイメージがしやすいため、比較的簡単に作成できます。

巻き三つ折りパンフレット(6P)

「巻き三つ折り」は長辺を三つに分けて1面を内側に折り込みます。内側に折り込む面は他の面より短くなります。

Z折りパンフレット(6P)

3等分した1辺を英字のZのように畳む「Z折り」は、観光用パンフレットなどにも利用されています。「外三つ折り」とも呼ばれます。

観音折りパンフレット(8P)

長辺を四つに分けて紙の両端を内側に折り込み、さらに2つ折りする加工です。内側に巻き込む2面は、他の2面よりも短くなります。

巻き四つ折りパンフレット(8P)

長辺をセンターで二ツ折りし、更に同じ方向に二ツ折りをする加工です。8面分の内容を1枚にまとめて印刷することができます。

W折りパンフレット(8P)

長辺を四つに分けて各面の横幅が等しくなるように蛇腹に折る加工です。見開きでデザインすることで、インパクトを与えます。「外四つ折り」とも呼ばれます。

十字折りパンフレット(8P)

長辺をセンターで二つ折りし、直角に交わる方向でもう一度、センターに二つ折りをする加工です。表裏で8面のデザインができます。

八つ折りパンフレット(16P)

長辺で二つ折りを3回繰り返した加工です。表裏あわせて16面のデザインができます。大きなサイズの用紙をコンパクトにできます。